2008-01-01から1年間の記事一覧

2008年最後の日に

長いようで短かった 今年一年 今日ですべてが終わり また明日からすべての流れが変わるのだ この場を借りて お世話になった方々 本当にありがとうございました また来年もよろしくお願いします

地球はあまりにも大きすぎて見えない一つの道である。 我々は、皆それぞれあらゆる方向に進もうとしてはいるが、結局は皆同じ道を歩んでいることに変わりはないのではないか。

北風

いつもお家にたどり着く頃には、イヤなことをすっかり忘れちゃっているの。 きっと北風さんたちがイヤなことを遠くへ遠くへと運んでいってくれているんだね。

ココロコロコロ

忙しいとは心を亡くすこと 一心同体 体まで亡くさないように

ねむり

ゴンドラでゆられながら ねむりの国へ 遠くで誰かが呼んでいるけれどぼくはすっかりと遠くへ 遠くへ 流れこむ液体の夜にゆっくりととけて

迷える小羊よ

迷える小羊よ、おまえはやさしすぎてとても傷つきやすい。心の目を閉じ、すべてのことに気を留めることをやめよ。わかったな。すべてのことに気を留めないということにいつも気を留めておけよ。 アーメン。

コポロンくんへ

めりーくりすます&おたんじょうびおめでとう! きみとであって2ねんがたちました。きみとはじめてかおをあわせたときのことは、いまでもわすれません。 まいにちがあたらしいきみのそばにいられるしあわせをかんじています。 これからもどうぞよろしくね。

とんとん

酸っぱいミカンは、振動を加えてあげると甘くなるんだって。 ミカンのドアをとんとんとノックして、「出ておいでぇ」って呼びかけると、甘美ちゃんが「はぁ〜い」ってやってくるみたいな感じなんだね。

いっしょ

コポロン 「とうしゃんと、ちんちんいっしょ〜。」 ポポロン 「ほんとだねぇ。ある意味いっしょかもしれないねぇ〜。」

解説書

誰もが自分について書かれた解説書を求め彷徨い歩く。 中には自分の取り扱い説明書を大事に持っている人もいる。いつでも他人に見せられるように。あっ、いつの間にか僕の保証書の期限が切れていた!

振り返りその線をたどってゆくと、遥か彼方まで続いているのがわかった。 途中さまざまな線と結びつきまた一つの線となって、その線が他の線と結びつきまた一つの線となりというのを繰り返していた。 前を見ると、少しだけ線が伸びているのがわかった。この…

よちよち

あの人は今どうしているのかなぁ?とか、あの時あの人はあぁだったなぁと何げにふと思うことがある。 だいたいその後不思議なことに、その人から便りが届いたり、思わぬところでその人の話題が出たり、偶然にもその人を見かけたりするの。 これは、その人か…

言葉

言葉は生きものだから、言葉を話すというより解き放つ意味の「放す」方がいいかもしれないと思った。 だけど、なんでもかんでも一方的に言いっ「放し」では相手にかなり迷惑だね。

夜光列車

ピカピカピカット夜光列車 ぼくは乗り遅れてしまって あなたの美しく咲く夢の中へ辿り着けなかったの 色とりどりに輝く星たちが ぼくを何だか淋しくさせて ゆっくりと流れてゆく

苺は 真っ赤なお母さん 酸っぱいけれど まるで甘さは 抱きしめられた時のよう 小さなつぶつぶ 小言ぶつぶつ遠くにいても そばにいるみたいないい香り食べる時くらい いい子にしていよっと

時間

時間はどんな物質でできているのだろう? 水のように流れてゆくけれど、 水ではなく、 風のように過ぎてゆくけれど 風でもない。

WIN

相手に勝たしてあげられるほど こちらにはゆとりがある まぁ結局 こちらの余裕勝ちというわけだな

雨のあと

雨のあと 水たまりに映る街に 住んでいるこどもたち 足元の空は こちら側 見上げる空は あちら側 通り過ぎる 誰かの足あとに みんなで手をふりながら ほほ笑みまでも ユラメイテ

ミカンとキュウイ

A「お正月用のミカンをすべて真っ赤にしてブツブツの種をつけときましたわ。酸味もアップしといたからみんな驚きますぜ〜。」 B「いちご屋、おまえも相当悪よの〜。ムハハハ。」 A「そういうお代官様こそ細長いキュウイを混ぜてどっちがキュウリかわからなく…

シューサク

博士が言ってたよ、ぼくは試作品なんだって。だから名前も習作って呼ばれているんだよ。 ぼくの兄さんたちもみんな習作と呼ばれていたんだって。今はみんなぼくの腕や足などになっているけれどね。 博士からこの前聞いたよ。もうすぐ弟ができるんだって。名…

そいつ

とにかくそいつは突然やってくる。ふとした瞬間、思いもよらぬところから、不意をついて姿をアラワスのだ。 こちらは、いつやって来てもいいように、いつも準備万端。待ちすぎてすっかり、く〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜び ってしまってい…

その鏡に 顔を映しても なぜだか メだけが映らない 映らないその理由はきっと 何をやっても メがでないからだろうか?

エビのシッポ

エビフライで、コロモからちょこんと顔を出ているお茶目なシッポ。多くの人は食さないみたいだけど、私は好みます。シッポが一番エビらしい味がギュッと詰まっている気がするの。エビ身の癒しなプリプリサクサク感とは対照的な目覚めるようなバリバリ感がた…

ヒュルリ

テレビで「逃げるな、待てーっ!」っていう追い掛けるシーン見ててばあちゃんが、「逃げとるのに待つわけないがや」ってよく言っていたっけ。 今日は木枯らしをカラダに巻き付けて、頭にツムジ風を吹かせて、誰も追い掛けてこないのに、遠くへヒュルリと逃げ…

あかぎれくんへ

あかぎれくん君が僕の手を切る前に僕は君と手を切りたい僕から君への切なる願い

小雪

「あっ、雪だ!って、おいっ、隣で頭をボリボリ掻くなよ!」

新聞

『今日は何もありませんでした。』と表記されただけの白紙の新聞紙が届くことを望む以上に、今日のTOP NEWSは何だろう?という思いの方が勝る時がある。 新聞よりも、我が心の在り方を今一度、白紙にする必要があるな。 合掌

夜にはやっぱりにほひがある。鼻で嗅ぐのではなく、カラダ全部で感じるにほひ。夜の密度が濃くなると、カラダの密度が薄くなって、 ぼくも静かに夜になる。 細胞ひとつひとつが内なる星で、ひっそりと輝いていることなんて誰も知らないんじゃないかな。 遠く…

回想バス

回想バスはまどろみの中 僕のこころを動き出し 景色をゆっくり進むのさ 思い出の停車場に着く頃は 僕は窓から顔を出し すっかり色めきたっている曲がり角ではいつかの誰かが手をふっているけど もう名前さえも忘れてしまった人たちさ はるかかなたのあの場所…

水は自分の意志に関係なくどこまでも流れてゆく。 人が水に心をかけると、水の味に変化があると聞いたことがある。 水は私たち。水の気体への変化は、私たちの人生の旅立ちに似ている。 やがて水は、また雨となっていつかふたたび大地へと帰ってくる。私たち…