2011-01-01から1年間の記事一覧

かなり

あまりにもそれは シンプルで身近すぎて なかなか気にされないのだが 誰にとっても かなり重要なことなのだ かなり

何さい?

傘をさしてお出かけした時のこと。途中で出会ったお花に、「何さい?」って聞いたら、お花は、「あじさい!」って答えてくれたんだよ。

座席

1日3回は、お腹の中の座席は満席となるけれど、毎回1つだけ座席を残してあるの。デザートさんのを。

長い階段の、最後の最上段に、小さな翼が置いてあった。 きっと君は、翼が無くても飛べるようになったんだね。 長い階段の最後の最上段に、小さな翼が置いてあった。 きっと君は、翼が無くても飛べるようになったんだね。

春は動詞だ。

キャベツ夫人

「オートクチュールで仕立てたキャベツ生地のドレス。パーティーの後、酔っ払ってキッチンに脱ぎ捨てておいたのがいけなかったのね。セバスチャンに、千切りにされていたわ。」

4月から

「コポロンくんは4月から年中さんになるんだね。ポポロンはね。年がら年中、中年さんなんだよ。」

雨男

部屋でまどろみながら 雨の降る音を聞いてるつもりでいたのに 実は自分が雨になって降っていたなんて 気付きもしなかった 君に言われるまで

ほっぺた

「ただいまぁ。あら、コポロンくん、ほっぺたがなくなっちゃっているよ。きっと晩ごはんにうんとおいしいものを食べて落としちゃったんだね?」コポロン 「母さんが作ってくれたんだぁ。ポポロンの分もとってあるよ!」ポポロン 「ありがとうね。」

コポロン 「この雪もってかえろうね。」 ポポロン 「家につく前に溶けてしまうかもしれないね。二人で雪合戦した思い出だけもってかえろうね。」コポロン 「うん!」

歩み

道は曲がっていたとしても 大き過ぎて 真っ直ぐにみえる 真っ直ぐに進むつもりでも 紆余曲折を歩んで行くんだな

たいくつ

たいくつを履いて お出かけしても ちっとも楽しくない

ラブレター

どこにいても読めるよう 青空に あなたへのラブレターを書こうと思ったけれど あいにく突然の雪 凍えそうだけれど せめて この真っ白な気持ちだけは 伝わるといいな