2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

最後ニ

私ノ分マデ夢ヲ見テ下サイ アナタノ分マデイキマスカラ

納得

名古屋ツインタワーのエレベーターを、最上階から一気に一番下まで降りる時のコポロンくんの一言。「ちんちんがとけちゃうみたいだね。」なるほど…。そんな感じ…納得。「コポロンくん、お母ちゃんはきっと、いっぱいこのエレベーターに乗ったんだね。」

あらゆる道は すべての1つに繋がっている 1つの道は あらゆるすべてに繋がっている だが 私の内なる進むべき道は 互いに交わらず 孤にあってまだ見ぬ先へ 真直に伸びようとするのだ

数字

男は数字を身体の隅々までまとっている。彼の言葉までがひとつひとつ数字に置き換えられるほど。足は0と1とで歩き出し、どこまで行ってしまうのか?無限の果てを内に秘めたまま。

クイズ

コポロン 「ジャジャン、なんの絵を描いたでしょうか?」ポポロン 「ん〜、スプーンかなぁ?顔かなぁ?ん〜では、スプーンだ!」コポロン 「ブーッ、正解は2番で〜す!」ポポロン 「ガクッ。」

リンゴ

リンゴは王様から貰ったもの。こんな光栄なことはないと、いつまでも大事に飾っていたら、だんだん色が変わって腐ってしまった。 王様のリンゴといえども腐ってしまうんだな。

腕時計

時間を見るのに、いちいち腕まくりしなければならないので、手首時計を買うことにした。

その秘密を知らなかった時の方が、夜の闇は深かったような気がする。

入居者募集

『入居者募集』という名の喫茶店。そこらじゅうでそういう看板を見るから、宣伝になるかもしれないけれど、営業してるかどうか紛らわしいし、いつの間にか閉店していてもわからないね。こりゃかんな。

スプリングスマイル

春のほほえみかと思ったら、目玉がバネでビョョンと飛び出す笑った顔のことだった。

マスク

その中で、最初はなかなか笑えなかったので笑顔のマスクをずっとつけていた。 やがてマスクをはずしてもうまくやれるようになっていたけれども、一人になった時、悲しいのに、すっかり泣けなくなっていた。

センサー

人を感知して電源が入る新製品のテレビジョン。夜、誰もいないのに電源が入るのは単なる故障なのか、そうでないのか?よくわかりません。

男は、誰にも似ていない顔をしているということだった。その男の家族、兄弟、肉親をたどってもまったく持って似ていないし、彼の顔を有名人や知人の顔でたとえようにも無理なようだ。 いったい男はどんな顔をしているのだろうか?

上手に

彼は見かけは上手に人間のなりをしているようだが、実は、花や風や空なのではないかと思う時がある

DVD

私の知らぬ間に、自分の人生が映画化されて、すでにDVDとしてかなりの安価で売られていたのを知った。 ショックでもあったし、映画の顛末、すなわち自分の人生の結末を知るのが怖かったので、そのDVDを手にすることさえできなかった。 しかしそれよりも、見…

ある地名

私はまだたどり着いたことはないのだが、全国あらゆるところのバスや電車にその地名が記されているほど、有名な場所があるようだ。たとえどんな遠方であっても人々はそこへ訪れるのであろう。 しかし、いったい何処にあるのだろうか? 『回送』という場所は。

飛翔

私たちはみな解き放たれている あなたの歌声に誘われて飛翔している青空の中を

表情

空はひとつしかないのに いろんなところで 同時に いろんな表情をみせる まるで 心の中の君みたいだ

夢で逢いましょう

彼女のことばかり考えてなかなか眠れないという彼に、『夢で逢いましょう』って、その彼女は言ったんだ。

取り扱い説明書

あらゆる爆撃や災害から身を守ることのできる、スーパープロテクトボディスーツ。装着するのには精密機器が搭載されているので、約1時間かかるようだ。取り外しには早く行っても30分はかかるという。その為もあってか、『お腹の調子の悪いときは、自爆のおそ…

K Y

かなりやばい 怖い夢 危険要注意 こいつ要領いい 悲しい夜 君でよかった 京都寄っていく 交通の便がよい 木こりの与作 クルクル吉田くん 苦しい時呼んで 彼女に寄り添う カッコいいけど弱い 綺麗な嫁さん きっちり予習 気持ちよいこと 懲らしめてやる きっつ…

つまりそういうこと

トイレが詰まってしまったので、修理屋さんに来てもらい直してもらった。 彼が帰り際に私に言った。 「トイレかなり詰まってましたよ。あなたの過去が。」 その言葉で、私は水に流せないことが今までとっても多かったんだなとしみじみ思ったのだった。

あおむし

コポロンちゃんのはいているあおむしの絵のついたパンツ。トイレやお風呂入る時に脱いでも、中からまた小さなあおむしが出てくるんだよ。

練習

ポポロン 「コポロンちゃんはいくつですか?」コポロン 「三さ〜い!」ポ 「ち、ちがうでしょ!」コ 「映画へいくときは二さい!」ポ 「しっ、しーっ!二さいでいいのっ!」コ 「…。」

私たちは

私たちはもう空を見上げる必要はないのだだって私たちはすでに空の中にいるのだから私たちはもう夢をみる必要はないのだだって私たちはすでに夢の中にいるのだから

合鍵

鍵を失っては大変と思い、合鍵を沢山作ったが、その鍵を使う扉をどこかに見失っていた。

パッケージ

「これくらいの品質なら、多少パッケージが悪くてもまぁなんとか大丈夫だろう…。」 彼は、鏡を見ながらふと思い出した。 こちらへやってくる寸前に、神様が彼にそうつぶやいていたのを。

顕微鏡

「恋の傷口をこれ以上拡大しないで!」と彼女は叫んだ。

研究論文

彼の長きに渡る研究の成果がまとめられた論文を一言で言うならば、幸せを感じるというハードルは常に低くしておけということだろう。

変化

以前と比べると、全く何も変化していないということに気付いたことが、大きな変化だと思う。