『光』という字をじーーーーーーーーーっとみつめていると、なんだか、ランナーが両手をあげてゴールする瞬間に見えてくるんだけれど、みんなはどうかなぁ?そう見えないかなぁ?

 人は皆、心に光を持っている。人の、それぞれ自分たちの見果てぬ遥か先のゴールを目指すその姿が、輝きを放ちながら生きているという証なのではなかろうか。
 すなわち、生きることは光なのである。

いつしか心が闇に包まれてしまった時、そこにさしこむやわらかくてあたたかなひとすじの光に向かおうとするのは命の自然の流れであるのだろう。