赤い糸

何やら目の前に、赤い糸が落ちていた。これがよく耳にする運命の赤い糸というやつか?ちょっと引っ張ってみると、向こうも引っ張ってくる。負けてはいられない、こっちも引っ張り返してやる。くっ、向こうもなかなかやるな。だが、運命になんて負けてたまるか。ググッ。なかなか手応えがあるぜ。おっと油断したら引っ張られたぜ。悔しいぜ。どうやらオレを本気にさせてしまったようだな。ググッ。 プチッ。
糸切れた…。