2009-04-25 ニンジン 「ぼくはニンジンが嫌いである。しかし、ある日思いがけずニンジンというものを享受してしまった自分自身が、ニンジン以上に嫌いで許せないのだ。」と、八百屋のおじさんは、コロッケ定食でキャベツと同じ千切りにされ盛り付けられたニンジンをよけながら語った。