シイタケ

シイタケは自分のことをシイタケだと知っている以上に、自分のミノタケを知っているのだと思う。
静かに地味で目立たない存在なのに、鍋物、炒めものなど、他の旨味を謙虚ながら見事に吸収して自分の持ち味に変えてしまう。またそれが嫌味でないところがいい。
そんな存在に、私はなりたい。